わきがは保険適用される?
わきがの治療は、皮膚科、形成外科、美容外科で行われています。
現在では、多くのクリニックで、わきが治療は保険が適用される保険治療ですが、場所によっては自由診療として、保険適用外で治療を行っている場合もあります。
また、治療・手術の内容、わきがのニオイの度合によって保険が適用されない場合があります。
なので、クリニックでの治療を検討されている方は、はじめて診察を受ける前に、電話やインターネットなどで、わきが治療で保険が適用されるかを確認してみましょう。
判断基準
わきがのニオイの度合によっては保険が適用されない場合があるといいましたが、これは、診察を受けた医師によるニオイの強さの判定なので、医師のさじ加減ひとつで決まります。
対象がニオイであるために、数値化することが難しく、最終的には医師個人の判断で保険適用にするか否か決定します。
ですから、あるクリニックでは保険が適用にならないと判断されても、違うクリニックでは保険適用される場合もあるということです。
判断方法
一般的な判断方法としては、わきに数分間はさんだガーゼを医師がニオイを嗅ぎ、わきがの度合を判断します。
なかには、医師一人の判断だけでなく、そこで働くスタッフにも嗅いでもらって判断するクリニックもあります。
保険適用される治療法
今のところ、健康保険が適用される手術は、前述でも紹介した『剪除法』がほとんどです。
それ以外の治療をするのであれば、保険適用外なので全額負担になります。
クリニックによって治療費は違いますが、保険治療として受けることができれば、3〜5万円程度で済むところ、それ以外だと25〜30万円以上になってしまいます。
治療法選び
保険適用になる場合には、まず保険診療が可能であること、次に、その症状を医師が保険適用と認めること。
そして、受ける治療法が認められた治療法である、ということも重要です。
剪除法は、確かに効果的で、保険も適用される治療法ではありますが、さまざまなデメリットもあるので、治療法はよく考えてから、自分の納得できるクリニックを選ぶようにしましょう。